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農業の匠 2017年4月26日

【農業の匠】 米農家 松元 浩文さん (後編)

今日は、松元さんが手掛けるお米作りのより深いお話をご紹介します♪ 30年余りのご経験を持つ、匠ならではのお米に対する“気配り”にご注目ください。(^ー^)ノ

 

□米農家:松元 浩文さん (後編)

——————————

美味しいお米・品質の良い米を作るために必要なことは、まず正直であること。そして自分が育てるお米をとことん愛し、米作りと真摯に向き合うことだと思います。難しいことは何もありません。

自然の中で育つお米に私たちが出来ることと言えば、お米が育ちやすい環境を用意することだけですので、常にお米の声に耳を傾け、天候を意識しながら「備え」をすることが大切です。お米にとって一番のリスクは、何よりも「天候」なのですから。

春に苗付けをして、夏から秋にかけて収穫するお米が育つ時期に、毎年どんなことが起こるかというと、まず6月の「梅雨」、梅雨が明けると「夏の猛暑」、そして夏の終わりから秋にかけてやってくる「台風」。毎年、平年通りにやってくれば、大きなリスクにはなりませんが、長く止まない梅雨や、長すぎる猛暑、強大な台風などはお米の大敵です。

特に台風が近づいている時は、日々天気図を見ながら、1日早く収穫をするべきか、まだ収穫が早い状態であれば、稲が倒されない様に田んぼに深く水を張るか、などできる限りの対策を考えます。やれることを全てやった後は、お米といっしょに祈るのみです。

また、私はお米作りを始めてからずっと、毎年の気候条件や、土を耕すタイミング、水はり、種まき、田植え、そして収穫、それぞれのタイミングでどんなことが起き、その結果、どんな品質のお米が収穫できたのかを、生の成長記録として残しています。

だいたいの事は、これまでの経験からくる“勘”でわかりますが、異常気象が発生した際の対策などにおいては、過去のデータが生きてきます。

この様に、どんなに経験を積んでも「絶対」ということはありません。だからこそ、お米作りは一生をかけて「学ぶ」姿勢が必要で、また学ぶ価値がある仕事です。西酒造さんの焼酎造りに参加するパートナーとして、これからも学び続けます。

飲み手であるファンの皆さまは、大地で原料を作るシーン、その原料を醸すシーンを想像しながら、末永くご愛飲いただきたいと思います。

——————————

松元さん、熱いメッセージをありがとうございました。(*´∪`*)

 

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【農業の匠】 米農家 松元 浩文さん (後編)

今日は、松元さんが手掛けるお米作りのより深いお話をご紹介します♪ 30年余りのご経験を持つ、匠ならではのお米に対する“気配り”にご注目ください。(^ー^)ノ

 

□米農家:松元 浩文さん (後編)

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美味しいお米・品質の良い米を作るために必要なことは、まず正直であること。そして自分が育てるお米をとことん愛し、米作りと真摯に向き合うことだと思います。難しいことは何もありません。

自然の中で育つお米に私たちが出来ることと言えば、お米が育ちやすい環境を用意することだけですので、常にお米の声に耳を傾け、天候を意識しながら「備え」をすることが大切です。お米にとって一番のリスクは、何よりも「天候」なのですから。

春に苗付けをして、夏から秋にかけて収穫するお米が育つ時期に、毎年どんなことが起こるかというと、まず6月の「梅雨」、梅雨が明けると「夏の猛暑」、そして夏の終わりから秋にかけてやってくる「台風」。毎年、平年通りにやってくれば、大きなリスクにはなりませんが、長く止まない梅雨や、長すぎる猛暑、強大な台風などはお米の大敵です。

特に台風が近づいている時は、日々天気図を見ながら、1日早く収穫をするべきか、まだ収穫が早い状態であれば、稲が倒されない様に田んぼに深く水を張るか、などできる限りの対策を考えます。やれることを全てやった後は、お米といっしょに祈るのみです。

また、私はお米作りを始めてからずっと、毎年の気候条件や、土を耕すタイミング、水はり、種まき、田植え、そして収穫、それぞれのタイミングでどんなことが起き、その結果、どんな品質のお米が収穫できたのかを、生の成長記録として残しています。

だいたいの事は、これまでの経験からくる“勘”でわかりますが、異常気象が発生した際の対策などにおいては、過去のデータが生きてきます。

この様に、どんなに経験を積んでも「絶対」ということはありません。だからこそ、お米作りは一生をかけて「学ぶ」姿勢が必要で、また学ぶ価値がある仕事です。西酒造さんの焼酎造りに参加するパートナーとして、これからも学び続けます。

飲み手であるファンの皆さまは、大地で原料を作るシーン、その原料を醸すシーンを想像しながら、末永くご愛飲いただきたいと思います。

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松元さん、熱いメッセージをありがとうございました。(*´∪`*)

 

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